素晴らしきシーナ・ワールド
椎名誠はSFも面白い。
椎名誠が好きです。彼の作品はほぼ読破していると思いますが、特にSF系の作品がたまらなく好きです。
中学生の時、国語の授業で習った『ヤドカリ探検隊』がファーストコンタクトだったと思いますが、正直、当時はこれといった印象はありませんでした。
運命の出会いは高校生の時で、本屋でたまたま『アド・バード』という作品を見つけ、何の気なしでパラパラ読んだのですが、最初の1ページで引き込まれ、買って帰って家で読みふけった記憶があります。
それから椎名誠のファンになり、SFを中心に青春小説やエッセイを読みながら年を重ねてきました。社会人になってからも新作が出るたびにチェックしています。
残念ながら、「椎名誠=SF作家」というイメージを持っている人は少ないと思うので、このブログではSF系作品を中心に、椎名誠の著作をどんどん紹介していければと思います。
文豪・夏目漱石の人生観や思想を学べる『漱石人生論集』
偉人の思想を学び人生の糧にしたい。
いよいよ三十路に突入し、家族もでき、社会人としても中堅の域に入ってきました。
これまでの自分の人生を振り返って思うのは、
「な~んにも考えずに生きてきたなあ」ということ。
学生時代にもっと将来を考えて勉強しておけば・・・
どんな人生を歩みたいか、真剣に自分と向き合っていれば・・・
と、これまでの人生の浅薄さに焦ることが多くなってきました。
「もっと真剣に、これからどう濃密な人生を送るべきか考えなアカン」と思い立ち、まずは有名人の思想や考え方を学ぼう!そこからヒントを得よう!
というわけで、近所の丸善で購入した『漱石人生論集』の感想と内容の紹介をします。
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